INTERVIEW 01
ママであることが
強みになる職場
石川望未さん | 世田谷営業所
- 妊娠・出産も日の丸だから乗り越えられた
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コロナを機に転職を考えていた時に日の丸交通に出会いました。運転が好きでタクシーの仕事がしてみたいと思い応募したところ、面接で人事の方がすごく正直にいろいろ答えてくれて。どのくらい稼げる仕事なのか尋ねた時も「人によってバラつきがあって多い人はこれくらい、少ない人はこれくらい」と細かく教えてくれました。答えに嘘がないというか、ありのままという感じがして、そこがいいなと思って入社を決めました。
入社後、少しして妊娠したのですが、産休・育休が取れるのはもちろん、復帰後もとても助けてもらいました。仕事復帰したばかりの頃、頑張りすぎて疲れてしまった時期があって。「有給を使って少し休みたいです」と申し出たところ、快く「どうぞ」と言ってくれました。休むことに対して申し訳ない気持ちにならずに済む会社、本当に優しい会社です。 - 育休中に子育てタクシーの資格を取得
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現在は通常のタクシー営業のほかに「子育てタクシー」も担当しています。子育てタクシーは、車両にチャイルドシートを装着して小さなお子さんやその親御さんをお乗せするサービスです。ちょうど自分が出産した後に子育てタクシーのドライバー募集がかかったので、育休中に講習を受けて復帰後から業務を始めました。
私はもともと子どもが好きな方ではなかったのですが、自分が産んだら「こんなに変わるのか」と思うくらい考え方が変わりました。他の子どももすごくかわいく思えるようになって。本当に子育てタクシーをやってよかったと思っています。 - ママ目線のサービスを提供したい
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新生児は首が座っていないので、親御さんから見たらチャイルドシートの位置はどうしても高く感じるもの。私も自分の子どもを乗せる時、「これで大丈夫?」と思ったくらいでした。でもそれが1番安全な角度なので、親御さんにはそのことを先に説明します。また、赤ちゃんからしたらベルトはどうしてもサイズが大きいので、締めすぎて足が痛くならないように気をつけています。逆にちゃんと締めてほしいという親御さんもいらっしゃるので「このくらいでいかがですか?」と確認するのも忘れずに。自分の子どもと同じくらいの月齢のお子さんを乗せる時に「自分にも同じくらいの子どもがいるんです」と伝えると安心していただけることが多いです。
もともと運転は丁寧な方ですが、子育てタクシーの時は一層、急ブレーキなどに気をつけています。赤ちゃんの為でもありますが、一緒に乗車されるお母さんも急ブレーキは負担に感じるだろうなと思って。私自身が産後、体が痛くて立ったり座ったりするのが本当に辛かったから、産後のお母さんの為にもなれたらいいなと思っています。自分が嫌だなと感じたり気になったりしたことは、他のママさんも同じだと思うので、ママだからこそわかる視点でケアして、安心してご乗車いただけるタクシーを提供していきたいです。