27 Jun 16:40
~ “DIVERSITY採用 ” 促進ポスター「同じ色は、ひとつもない。」 ~
日の丸交通株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:富田 和孝、 以下「日の丸交通」)は、第40回「2019 日本BtoB広告賞」ポスターの部で銅賞を受賞しました。
人種や国籍、宗教、性別、LGBTの垣根を越えて、多様な人をタクシードライバーとして採用し、育てていく"ダイバーシティ採用”の認知拡大を目指したキャンペーンとして「同じ色は、ひとつもない。」のポスターを企画制作しました。
現在、タクシー業界ではドライバーが不足しており、約28万人いるタクシードライバーの平均年齢は59歳※1と高く、引退する人が多くいる中で、新たな人材採用が追いつかず、タクシードライバーの数は年々減少傾向にあります。その一方で、海外から日本を訪れる観光客数は、東京五輪開催の2020年までに4,000万人※2の観光客受け入れを目標に掲げています。
深刻なドライバー不足となる時代背景の中で日の丸交通では2017年よりダイバーシティ宣言を掲げ、多様性を重視した求人戦略を行って参りました。今回の受賞は、これまでのダイバーシティ活動を集約した広告表現を高く評価されたものと受けとめ、今後“ダイバーシティ採用” のさらなる認知拡大を目指し、DRIVER(ドライバー)とDIVERSITY(ダイバーシティ)を融合した“GO DRIVERSITY.”(ゴー・ドライバーシティ)を新たなスローガンと掲げ邁進して参ります。
■受賞作品
人種や国籍、宗教、性別、LGBTの垣根を越える。
「同じ色は、ひとつもない。」・・・
■ポスター制作意図
高齢化や外国人の雇用拡大など、今日本は局面を迎えています。それは、ドライバー不足で悩むタクシー業界も例外ではありません。人材不足という背景の中で、人種や国籍、性別、LGBTなども一人ひとりの個性と捉え、それぞれが独自に持つ色(個性)こそが、世界でただひとつのタクシーをつくるという“ダイバーシティ採用”に込めた想いを、この広告で表現。多様な人材を採用する“ダイバーシティ採用”の促進と認知拡大を目指しました。
■日本BtoB広告賞について
BtoB広告の普及、振興をはかるために1980年から開催しているBtoB広告作品のコンテストです。このコンテストはBtoB広告分野のコミュニケーションツールにスポットを当て、その広告作品を通して展開される企業コミュニケーション活動(広告主)と制作にかかわる総合技術(制作社)の優れているものを表彰し、ビジネス・マーケティング・コミュニケーションの一翼を担うBtoB広告の発展と総合的なレベルアップを図ることを目的としています。
日本BtoB広告賞HP
http://www.bbaa.or.jp/jigyo/sogo/BtoB.htm
ダイバーシティ採用サイト
https://hinomaru.tokyo/recruit/diversity/
※1 引用:厚生労働省「賃金構造基 本統計調査」(平成29年)
※2 引用:観光庁「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年)