INTERVIEW

Q現在の業務

世田谷営業所を率いるリーダー

日の丸交通世田谷営業所で所長をしています。所長の仕事は、一言で言えば、みんながしっかり力を発揮できるよう支えることですね。ドライバーさんをはじめ、運行管理や会計、工場の方々など600名を超える職員と連携をとりながら、営業所が円滑にまわるよう努めています。所長だからと言って特別なことをしているわけではありませんが、本社からの指示をそれぞれの部署の管理者と共有したり、毎週、所長会議に参加したりもしています。

Q所長になったきっかけ

営業所の雰囲気を活発にしたい

私の年齢は現在30代前半。他の営業所の所長さんたちは50～60代の方が多いので、私の所長任命は異例の抜擢だったと思います。年齢的なこともそうですが、当時は運行管理者をしていて、まだ自分には所長になるだけの経験が足りていないと感じていました。なので正直なところ不安はありましたね。でも社長から「営業所の雰囲気を変えてほしい」と言われたんです。最近はどの営業所でも若い職員が増えてきていますから、もしかしたら自分だったら若手も話しやすいと思ってくれるんじゃないか。自分だからこそできることがあるかもしれない。そう思いやってみることにしました。実際に所長になってみたところ、周りのみなさんがたくさんサポートしてくださって今日までなんとか続けられています。自分1人で背負っていたら、潰れてしまっていたかもしれませんね。周りの方のおかげです。

Q心がけていること

コミュニケーションがとりやすい職場づくり

やはりドライバーさんがいきいき働いているのを見るところです。職員の人数が数百人規模なので一人ひとりとじっくり話すのは難しいですが、挨拶は全員と必ずするよう心がけています。私が職員の方と時間をとって話す時というのは、ドライバーさんが事故を起こしてしまった後の面談や、クレームをいただいてしまった時の面談。やっぱりドライバーさんの立場としては所長に呼び出されたら「いい話じゃないんだろうな」と身構えますよね。なので、日常的にコミュニケーションをとって話しやすい関係をつくるように、フランクに接するようにしています。逆にきちんと注意しなくてはいけない場面での話し方や、自分より年上の職員の方々との接し方はまだ勉強中です。

Q今後の目標

目標はあえて決めません！

今後の目標は……実は決めていません（笑）。こう言うと怒られてしまうかもしれませんが、本当に特に目標は決めていないんです。日の丸交通に入社して十数年経ちますが、振り返ってみると、与えられたことをコツコツやってきたらキャリアを積んでいたという感じです。私は結構マイナス思考なので所長に任命された時も「自分には務まらないだろう」と思いましたが、実際に頑張ってみるとできるようになった。真面目すぎないこと、楽観的なことが良かったのかなと思います。だからもし日の丸交通に興味があるけれど「タクシー未経験だから」と尻込みしている方がいるとしたら、やってみたら大丈夫だよと伝えたいです。最初は誰でもできなくて当たり前、一緒に成長してキャリアを積んでいきましょう！