一役買える喜び
初期投資は不要。学び成長できる職場
前職ではホビーショップの店員をしていたのですが、年齢や将来のことを考え、手に職を持とうと思い転職を決意。初期投資もかからず、会社の面倒見が良い日の丸交通は、私にぴったりの職場でした。
2009年に入社してからは、通常のタクシーを運転していました。観光タクシーには、最初はそれほど興味がなかったんです。しかし業務を積んでいくうちに、もっと技術を得たいと思うようになりました。先輩に勧められたこともあり、昨年「観光タクシー」の資格を取得。お客様と上手く話せるようになりたくて、今も講習には参加しています。
限られた時間の中で、どれだけ印象に残せるか
観光タクシーの利用者は、外国の方はもちろん、地方から来た高齢者の方も多いですね。
お客様が希望する観光コースを全て走ってあげたいけれど、時間は限られている。かといって網羅することを優先して早く回ると、せっかくの観光地も印象には残らないですよね。時間とお金をかけて観光タクシーを利用していただいているので、お客様の気持ちと、東京観光の思い出になるにはどうすべきかを考えるようにしています。写真スポットを通る時には、交通状況を確認した上でゆっくり走り、シャッターチャンスを確保することもありますよ。
プレゼントに観光タクシー
定番スポットは、やはり東京スカイツリー。それから東京タワー、浅草といったところでしょうか。私が乗っている車両は屋根が開くので、東京スカイツリーの下に来た時などは、タイミングよく開けてあげると、みなさんとても喜んでくださいます。
また、お子様がご両親のプレゼントにと観光タクシーで回ることもありました。一生に一度の思い出づくりをお手伝いできるなんて、観光タクシードライバー冥利に尽きますね。お客様から感謝のお手紙をもらったこともありました。難しいこともありますが、お客様に喜んでいただけることが、やりがいになっています。
グループ長として、安全・確実・迅速・快適な運転を
今、TokyoBay営業所には10人以上の観光タクシードライバーがおり、私はそこでグループ長をしています。
責任ある立場ですが、会社の期待に裏切らないように努めたい。結局のところ、基本を守って丁寧な対応をすることが、お客様を喜ばせる一番の近道なんです。それには、おもてなしの気持ちが必要不可欠です。「安全に」「確実に」「迅速に」そして「快適に」。これをモットーにしながら、ドライバーのレベルアップを図っていきたいですね。そして、日の丸交通の観光タクシーをもっと利用していただけるよう尽力していきたいです。