メタボ社員ZERO
プロジェクト

安全安心なタクシーは乗務員の健康から!

日の丸交通では、健康起因による事故を未然に防ぎ安全安心なタクシーを提供するために、平成27年8月に「メタボ社員ZEROプロジェクト」をスタート。健康診断でメタボ判定を受けた社員に対し、「メタボ社員ZEROプロジェクト」の一環として「ロカボチャレンジ」を実施しました。「ロカボ」とは、生活習慣病の予防にも有効といわれる“ゆるやかな糖質制限”のこと。ロカボを推進している山田悟医師(北里研究所病院 糖尿病センター長/一般社団法人「食・楽・健康協会」理事長)と、糖質の低い「ブランパン」を扱う株式会社ローソンの協力のもと食事内容の改善などを実施し、血糖値や睡眠効果について検証しました。

メタボ判定を受けた社員を対象に
山田悟医師が食事や運動をアドバイス

第1弾は平成27年8月から3ヶ月間実施し、山田悟医師からロカボのための食事法を学び、実践しました。ロカボの知識が付いことで、勤務中の食事が糖質の低いベーカリー(株式会社ローソンの「ブランパン」等)や、サラダを中心としたデリカの割合が上昇し、米飯やアイスクリームの割合が減少するという、食生活が改善される結果が現れました。

株式会社ローソンと合同で実施
メタボ解消による睡眠効果の検証も

第2弾では平成28年6月から3ヶ月間実施。今回のチャレンジでは、日の丸交通社員に加え株式会社ローソンの社員も参加し、合同で実施されました。また新たな取り組みとして、居眠り運転などの睡眠障害による交通事故防止のため、国土交通省自動車局より推進されている睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査のため、ロカボによる睡眠効果についても検証しました。

ロカボチャレンジの結果、参加者の健康に様々な効果が現れました

効果その1糖尿病と関係があるHbA1c値が改善

血糖管理の悪かった参加者では、糖尿病と関係のある値であるHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値が0.9ポイントも低下。これは強力な飲み薬やインスリン注射と同等の効果であり、ロカボチャレンジは大きな効果があったといえます。またHbA1cの数値が高かった参加者では、呼吸器関連に支障をきたす酸素飽和濃度の数値にも、改善がみられる結果となりました。この結果より、ロカボチャレンジは病気を未病する効果があるといえます。

効果その2脂質の値が改善

総コレステロール・HDL−Cの数値が基準範囲内に改善し、中性脂肪は-44mg/dlの改善がみられ、参加者の脂質の改善にも大きな効果がありました。また参加者の65.4%が「運転中の集中力が改善した」と回答し、ロカボを積極的に実践したドライバーでは、車が走行しているハンドル時間(勤務時間ー停車時間)が平均で15分も増え、ロカボチャレンジは、健康だけではなく仕事の生産性にも効果があるといえます。

効果その3睡眠状態の質が改善

睡眠時に無呼吸状態となっている値と、熟睡度を示す値に大きな変化が現れました。参加者全体では、一晩1時間あたりの無呼吸回数が6.5回減少し、深い眠りの割合が3.3%も増加。睡眠の質が向上したことにより、起きている間の生活にも改善が起き、約60%の参加者が「運転中の眠気が改善した」と答えました。これは健康起因による事故を未然に防ぐことにもつながり、ロカボは安全安心なタクシー提供に大きく貢献するといえます。