今、タクシー業界では、ドライバー不足が嘆かれています。ドライバーの平均年齢は59歳（※1）。引退する人が多くいる中で、新たな人材採用が追いつかず、タクシードライバーの数が年々減少しているのです。一方で、日本を訪れる観光客数は、年々増加。国は、東京五輪開催の2020年までに4000万人の観光客受け入れを目標に掲げています（※2）。
このままでは、ドライバー不足は深刻化するばかり。日の丸交通では、人材採用のあり方からタクシー業界が抱える問題を解決したいと考え、“DIVERSITY採用”をスタートしました。認知拡大を目指して、“DRIVERSITY.（ゴー・ドライバーシティ）”キャンペーンも展開しています。
世界中の人々を乗せるタクシードライバーが多様になれば、観光客の方々も安心して日本を巡ることができるはず。 “個性は、可能性。”そう信じる私たちは、多様な声に、多様な人で応える社会を目指していきます。

※1 厚生労働省「賃金構造基 本統計調査」(平成29年)
※2 観光庁「明日の日本を支える観光ビジョン」（平成28年）